⁂ユキトキ⁂

語彙力ないけど「好き」を言葉にしたいヲタクのブログ

重ちゃん、24時間テレビお疲れさまでした!

8月22~23日にかけて行われた24時間テレビ

今年のテーマは「動く」。新型コロナウイルスの影響で例年通りの放送がままならない状況の中、43回目ではなく、新たな1回目として今までとは違ったスタイルで行われた。

 

メインパーソナリティーも例年とは違った選出方法。グループ・年齢の垣根を超え、V6のイノッチ(井ノ原快彦)、NEWSのまっすー(増田貴久)、Kis-My-Ft2のみっくん(北山宏光)、ジャニーズWESTの重ちゃん(重岡大毅、King&Princeの岸くん(岸 優太)が選ばれた。

 

・・・そう我らが重岡大毅が、初のメインパーソナリティーにもかかわらず、新たな一歩を踏み出す24時間テレビの一端を担うことになったのだ。

 

最初にこの情報が飛び込んできたときには興奮して胸の高鳴りが止まらなかった。この大事な局面でメインパーソナリティーの5人に選んでもらえたことは、かなり意味のあることだと思う。人間性を信頼されているのと、今後の活躍を期待されているということだと思うから。

それに、この番組は老若男女問わず、しかも大勢の人が目にする可能性が高い。まだまだ知名度に満足できないWESTにとっては、重ちゃんを入り口に知ってもらうチャンス。重ちゃんの、そしてジャニーズWESTの魅力がより多くの人に伝わることを願っていた。

 

 

☆「誰も知らない志村けん」熱演

そして迎えた22日。夜9時ごろのスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん」に志村どうぶつ園のディレクター役で主演を務めた。

自然な演技に定評のある重ちゃん。今回のドラマでも存分にその実力を発揮していた。甘く優しい声で紡がれる標準語は違和感なく耳に馴染んだし、間の取り方や表情の変化も繊細だった。

特に自宅で弁当を食べながら泣くシーンは秀逸だった。ぶつけようのない悲しみ。どれだけ泣いても志村さんは帰ってこない。いや、そもそも亡くなったのだって受け入れられていない。泣いてもしょうがないとわかっているけど、溢れてくる感情を抑えられない・・・そういう気持ちが心に直接伝わってきて私も一緒に泣いてしまった。

一番好きなシーンは定食屋で志村さんが嫌いなさつまいもを保科さん(重ちゃんが演じたディレクターの名前)の皿に載せ、それを見て保科さんがにんじんを志村さんの皿に載せて笑いあう場面。重ちゃんが一発でにんじんを掴めずにちょっと手こずってるのもなんだか微笑ましくて温かい気持ちになった。

志村さんを題材にしたドラマということで、ものすごくプレッシャーを感じたことだろう。でも、しっかりと人々の心に志村さんの優しさとか生き方とか思いが伝わった。志村さんが亡くなって悲しみに暮れていた日本中を温かさで包み込んでくれた。

そして、なんといってもドラマ後のピアノはやられた。志村さんが好きだった「Let  it be」の伴奏・・・聞いてないぞ、こんな素晴らしい演出。まさか地上波でしかも生でピアノを披露してくれる日がこようとは・・・しかもめちゃくちゃ楽しそうに魂で演奏していた。重ちゃんの演技力のすばらしさと志村さんへの思いで感動してすでに泣いていた私だったが、このピアノ伴奏にとどめを刺されて大号泣。素晴らしい時間を過ごせて幸せだった。

 

 

ジャニーズWEST勢ぞろい

日は明けて23日10時半ごろ。ジャニーズWESTが全員国技館にかけつけ「証拠」を熱唱。新型コロナウイルスの影響でパラリンンピックに出場できなかったアスリート、障がいを抱えながらも前向きに生きている人々、その方々を支える家族、もちろん私たち視聴者も、全頑張って生きている人に向けた応援歌。ジャニーズWESTの熱量のある心からの歌声はやはり元気が出る。しかもこの曲が24時間テレビにピッタリすぎる。

大好きなメンバーと一緒に歌う重ちゃんはやはりとても楽しそう。パーソナリティーをしているときはちょっと猫かぶりな重ちゃんだけど、メンバーと一緒にいるといつものジャニーズWESTのセンター「重岡大毅」に戻っていた。長時間の生放送で緊張と疲れもあったと思うが、きっと安心したことだろう。

今回の各グループから5人を選出したパーソナリティーもよかったけれど、ファンとしてはジャニーズWEST7人でパーソナリティーを務めている姿を見てみたい。イメージはばっちりできたから、今後そのようなチャンスが巡ってきますように。

 

 

***

 

SNSを見ていると「重岡くんって子演技上手い」「笑顔がかわいくて歯が多い重岡くんが気になる」「ジャニーズWESTって歌うまいんだね」「ジャニーズWESTってなんかいいね」などとジャス民以外からお褒めの言葉の数々。

24時間テレビを通してより多くの人に彼らの魅力が伝わったようだ。

 

メンバー同士の掛け合いが面白い。決めるところは決めるカッコよさ。歌もダンスもアクロバットもできるパフォーマンス力の高さ。作詞作曲・ライブ演出などのセルフプロデュース力の高さ。演技力の高さ。自分のこともメンバーのことも尊重できるところ。メンバー・ジャス民・スタッフさん・共演者・家族に愛情深いところ・・・

好きなところを挙げたらきりがない。大変な毎日の中でも頑張れる元気の源だ。

これだけ素敵なグループなのに、今までそれを知ってもらう機会がなくてもったいないと思っていたから今回とても嬉しい。

 

ちなみに、私は例年24時間テレビは見ない。私の母の友人は障がいを持ったお子さんがいて、「こんな偽善番組大嫌い」と言っていたと聞いた。それからなんとなく見ないようにしていた。確かに、実際に障がいを持った方が身近にいる人にしてみれば、番組の企画でいいように取り上げて人助けをしている感を出されても、「あんたたちに何が分かる」と言いたくなるのかもしれない。

しかし、私のように障がい者が身近にいない人がこの番組を見て、「世の中にはこんな病気で苦しんでる人がいるのか」「障害を持っていても、ないものを嘆くんじゃなくてあるものを強化するという前向きな姿勢が素晴らしい」「他人と比べずに自分の人生だけをしっかり見つめて幸せを見出せるのはすごい」と、障がいのある方を勝手に可哀そうだと思っていたことを反省するとともに、結構自分の人生を見つめ直すきっかけにもなった。たとえ偽善だったとしても、私の心はいたわけだからちゃんと意義のある番組なんだと思った。

 

重ちゃんがメインパーソナリティーをしてくれていなかったら今年も絶対見ていなかった。素敵な機会を与えてくれてありがとう重ちゃん。

 

いつかジャニーズWEST7人でメインパーソナリティーとして国技館に立つ姿が見られますように。

 

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